ダンベル試験片作製機の使い方

プラスチック(樹脂)試験片では、一般的に各種成形機で作成する方法、注型、また樹脂板を作成し、規格に合った治具を使っての機械加工を行うことで作製します。

弊社作製機におけるダンベル試験片の作製

弊社の卓上型ダンベル試験片作製機の設置〜操作の流れをご紹介いたします。

  1. 家庭用100V電源が使える場所に設置する
    ※小型で卓上に置けるので、特殊な環境を用意することなく設置可能です
  2. 電源をオンにする
  3. 制御装置への成形条件の入力
  4. 金型をセット
  5. 射出ボタン押下
  6. 金型の取り外し
  7. 金型からダンベル試験片の取り出し

複数個の連続作製も3ステップで

設置後、連続して複数個のダンベル試験片を作製する場合、金型のセットから成形品取り出しまで、簡単3ステップで行えます。所要時間は、1個につき1分以内です。

作製に必要な、ダンベル試験片の金型

弊社の卓上型ダンベル試験片作製機を使う場合、別途金型を用意する必要があります。
金型を使うことで、同じ形状の試験片を、効率良く、繰り返し、安定して作製することが可能になります。

以下は、実際にご活用いただいている、弊社卓上作製機専用のJIS K7139 A1金型です。

サイズ 約 6 ㎝ × 20 ㎝ × 4 ㎝ 
重量  約 2 kg 

弊社の各種試験片用金型作製実績

弊社では、各種試験片用の金型の作製も承っております。

  • JIS K7139 A1
  • JIS K7139 短冊試験片
  • JIS K7161-2-5A ダンベル形状 小形試験片
  • JIS K7161-2-1BA ダンベル形状 小形試験片
  • JIS K7218 A法 中空円筒試験片
  • JIS K6251 ゴム引張特性試験  ダンベル状3号(標準試験片)
  • ASTM-D790 短冊試験片(正式寸法T3×13×127)片持ち曲げ疲労試験ASTM_TYPE1

上記以外の規格に関しても対応可能ですので、金型製作についてお悩みのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

高い精度、安定性・耐久性、汎用性を実現

弊社の卓上型ダンベル試験片作製機+専用金型を使うことにより、「精度」「安定性・耐久性」「汎用性」において、以下を実現します。

  1. 精度:誤差0.02mm以内で作製可能
  2. 安定性・耐久性:5,000本でも安定した品質で作製可能
  3. 汎用性:1つの金型で、再生樹脂やスーパーエンプラまで作製可能
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