プラスチック(樹脂)試験片では、一般的に各種成形機で作成する方法、注型、また樹脂板を作成し、規格に合った治具を使っての機械加工を行うことで作製します。
弊社作製機におけるダンベル試験片の作製
弊社の卓上型ダンベル試験片作製機の設置〜操作の流れをご紹介いたします。
- 家庭用100V電源が使える場所に設置する
※小型で卓上に置けるので、特殊な環境を用意することなく設置可能です - 電源をオンにする
- 制御装置への成形条件の入力
- 金型をセット
- 射出ボタン押下
- 金型の取り外し
- 金型からダンベル試験片の取り出し
複数個の連続作製も3ステップで
設置後、連続して複数個のダンベル試験片を作製する場合、金型のセットから成形品取り出しまで、簡単3ステップで行えます。所要時間は、1個につき1分以内です。
作製に必要な、ダンベル試験片の金型
弊社の卓上型ダンベル試験片作製機を使う場合、別途金型を用意する必要があります。
金型を使うことで、同じ形状の試験片を、効率良く、繰り返し、安定して作製することが可能になります。
以下は、実際にご活用いただいている、弊社卓上作製機専用のJIS K7139 A1金型です。


サイズ 約 6 ㎝ × 20 ㎝ × 4 ㎝
重量 約 2 kg
弊社の各種試験片用金型作製実績
弊社では、各種試験片用の金型の作製も承っております。
- JIS K7139 A1
- JIS K7139 短冊試験片
- JIS K7161-2-5A ダンベル形状 小形試験片
- JIS K7161-2-1BA ダンベル形状 小形試験片
- JIS K7218 A法 中空円筒試験片
- JIS K6251 ゴム引張特性試験 ダンベル状3号(標準試験片)
- ASTM-D790 短冊試験片(正式寸法T3×13×127)片持ち曲げ疲労試験ASTM_TYPE1
上記以外の規格に関しても対応可能ですので、金型製作についてお悩みのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
高い精度、安定性・耐久性、汎用性を実現
弊社の卓上型ダンベル試験片作製機+専用金型を使うことにより、「精度」「安定性・耐久性」「汎用性」において、以下を実現します。
- 精度:誤差0.02mm以内で作製可能
- 安定性・耐久性:5,000本でも安定した品質で作製可能
- 汎用性:1つの金型で、再生樹脂やスーパーエンプラまで作製可能